『ミディアム 霊能者アリソン・デュボア』アメリカドラマ
概要
『ミディアム 霊能者アリソン・デュボア』(ミディアム れいのうしゃアリソン・デュボア、原題:Medium)は、2005年より2011年にかけてアメリカ合衆国で放送されていたテレビドラマ。全7シーズン130話。第1〜第5シーズンはNBC、第6〜第7シーズンはCBSにて放送。
アリゾナ州フェニックス在住、検事局勤務のごく平凡な主婦として暮らしていた主人公・アリソンが、霊能力を駆使して犯罪事件解決のために検事局の捜査に協力していく、基本的には1話完結の物語。どのエピソードも、大抵は彼女が見る夢のシーンからスタートする。なお主人公のアリソン・デュボアは、実在する同名の霊能者(=ミディアム)がモデルである。
当初はミッドシーズン・リプレイスメントとして開始されたものがたちまち人気を呼び、好成績を収めた。主演のパトリシア・アークエットはこのドラマでエミー賞主演女優賞を受賞している。第3シーズンが2006年11月15日開始と他の番組より開始が遅かったのは再びリプレイスメント番組となったためであり、番組の放送枠も従来の月曜10時から水曜10時(打ち切りとなった「キッドナップ」の後番組)となった。
第4シーズンは2008年1月7日より放送開始。放送時間帯は月曜10時(打ち切りとなった「ジャーニーマン」の後番組)に戻った。
第6シーズンより放送局がCBSに移動する事が発表された。放送時間帯は金曜9時となる。
2010年10月、CBSは第7シーズンを22話から13話に短縮することを決定、2010年12月にはシリーズのキャンセルを発表した。その後、2011年1月21日の最終話にて番組は終了した。
製作総指揮はグレン・ゴードン・キャロン。他に、11年間続いたコメディ番組「そりゃないぜ!? フレイジャー」の主演俳優・ケルシー・グラマーも名前を連ねており、第2シーズンではゲスト出演もしている。
概要
『ミディアム 霊能者アリソン・デュボア』考察レビュー
このドラマは視聴者からも高い評価を受けておりますが、その魅力としては次の三つです。
- 驚きと緊張感のあるストーリーライン:『ミディアム 霊能者アリソン・デュボア』は、犯罪解決をテーマにしたサスペンス要素の強いドラマです。アリソンの能力を通じて事件の真相が明らかにされていく様子や、彼女が直面する困難な状況などが描かれ、視聴者を引き込む展開があります。
- カリスマ的な主人公の魅力:主人公のアリソン・デュボアは、強い意志と勇気を持った女性であり、彼女の能力や推理力を通じて事件を解決していく姿が描かれています。彼女の人間味や家族との絆も描かれており、多くの視聴者に共感を呼ぶ要素となっています。
- 心理的な要素の探求:このドラマでは、霊能者であるアリソンが人々の心理に触れ、事件や犯罪の背後にある複雑な心理を解き明かしていきます。そのため、視聴者は事件の解決だけでなく、登場人物たちの心の奥にある秘密や葛藤にも興味を持つことができます。