「キングダム2 遥かなる大地へ」(134分/佐藤信介監督)
前作キングダムと同じく佐藤信介監督がメガホンをとり、主人公の信役に山崎賢人、えい政役に吉沢亮、河了貂役に橋本環奈ら豪華キャスト陣はそのままです。
さらに豪華キャストを迎え、かなり気合のはいった大作。
脚本は原作者の原泰久氏が前作同様担当しており、映画オリジナルのシーンやセリフを加筆しています。
キングダム2 感想 ネタバレ注意
キングダム2を見てきました。
中国戦国時代の壮大な史劇を描いた漫画の実写映画化第2弾です。
2でやっと羌かい(きょうかい)登場!
いったい誰が羌かいを演じるのだろうかとずっと前から思いを巡らせてきましたが、身体能力抜群の私の好きな女優
清野菜名ちゃんでした。
ある意味鉄板。
キングダムのみどころの一つは、信と羌かいがとんでもなく天才的に強いところ。
それを半端な身体能力の役者では演じることはできない・・・というか許されないところでしょう。
その信を演じる山崎賢人の戦闘シーンの動きにはびっくりしました。
とんでもないスピードと迫力、そして身のさばき。
特撮効果とかなのかなとも思いましたが、公式ページのこのトレーニング動画を見たら、「まじかー!」
と驚かされます。
そして羌かい
清野菜名の身体能力がすごいのは今まで数々の作品で知っていましたから、心配はしていませんでしたが
やはり期待通り。
羌かいの心の闇ゆえの悲しい目というのが、清野菜名の目となぜかシンクロしてそれっぽく見えてしまいます。
戦闘シーンのアクションはこの二人以外には期待はしていませんでしたが、一番勇ましい武将の戦いざまをみせたのは
以外にも、メインキャストじゃない人!!
渋川清彦さん。1000人将のばくこしんを演じていました。
晋たちが最初の戦場で尾平たちと5人組を組んだばかりのころ、非情で短絡的な武将として登場します。
風貌もあいまって完全にくまれキャラ登場といった印象に誰しもなります。
それが後半から終盤へ向けて晋の勇敢無謀さとシンクロしてこの武将の予想外の凄まじい武将魂を見せつけられることに
なります。
とんでもない豪華な俳優陣を構えている中で失礼ですがバイプレーヤーの渋川清彦が、このおいしいところを持っていくとは!!
個人的には、この人のシーンが印象に残りました。
ひょうこう将軍(豊川悦司)、呉慶(ごけい)将軍(小沢征悦)の一騎打ちシーンはさすがに迫力満点でした。
豊川悦司、佐藤浩市、大沢たかお等の昔のトレンド俳優がいい具合に年を重ねてさすがにそれぞれいい味を出している
ところもオヤジにはぐっときますね。